パーソナルトレーナーの選び方
日本ではフィットネスクラブに入会してパーソナルトレーナーを付けてエクササイズするのはまだ
珍しいことのようですが、アメリカではかなり一般的になっていますね。エクササイズマシンにさ
わったこともない人にとっては最初の指南役が必要でしょうし、多少慣れた人でもトレーナーと共に
行うことでいろいろな利点があることでしょう。さて、では初めてのジムでどうやって自分にあったト
レーナーを見つけるか。ちょっとしたTIPSを差し上げます。
クラブの契約時などにカウンセラーやフィットネスマネージャーにパーソナルトレーニングを進め
られたら、まず自分の希望する人がいるかどうか尋ねてみましょう。
男性、女性の希望があればまずはっきりいいます。他にもトレーナーの資質とは関係ありません
が、希望があれば、年齢、見かけ、エスニシティなど理由があれば指定して構わないと思います。
年配の人は自分の状況をわかってくれそうな同じくらいの年齢のトレーナーを好むかもしれない
し、逆に若さをもらいたいと若いトレーナーを希望するかもしれません。短期滞在で思い出になるよ
うなかっこいい人にトレーニングを習いたいというのも理由になることでしょう。日本語のできるト
レーナーをというのももちろんリクエストして構わないです。意外といるかもしれませんよ。
次にトレーナーの資格・Credentialについて尋ねてみましょう。パーソナルトレーナーというのは医
者や弁護士のように公的資格がないとできない職業ではありません。たいていのトレーナーは何ら
かの民間資格を持っているとは思いますが、中にはなんの学位も資格もない「好き」だけでやって
いるトレーナーがいるのは事実です。高校までの勉強では運動科学の基礎は学べません。やはり
大学で関連の学位(Kinesiology, Exercise Physiology, Physical Education, Rehabilitative Science,
Physical Therapyなど)を持っていることは一つの信用の目安になります。修士まで持っていれば、
当然専門的に勉強していると期待できると思います。
民間資格はそれこそ数え切れないくらいありますが、以下のリストにある団体のパーソナルト
レーナーの資格があることが望ましいです。中でもACSMのExercise SpecialistやNSCAのCSCS
(Certified Strength & Conditioning Specialist)などの上級資格は業界でも定評があります。またこれ
らの資格はある期間(通常2年)ごとに更新しなくてはいけません。そのためには規定された時間
数の講習をとらなければいけないので、何の資格もないトレーナーに比べると常に新しい情報を
持っている可能性が高いといえるでしょう。
• Aerobic and Fitness Association of America (AFAA)
• American College of Sports Medicine (ACSM)
• American Council on Exercise (ACE)
• Cooper Institute for Aerobics Research (CIAR)
• International Sports Sciences Association (ISSA)
• National Academy of Sports Medicine (NASM)
• National Council of Strength & Fitness (NCSF)
• National Federation of Professional Trainers (NFPT)
• National Strength and Conditioning Association (NSCA)
最後に人間的な資質ですが、これが最も大事といえるかもしれません。人の話に耳を傾けずに
自分の主張のみするトレーナー、あきらかにマナーが悪いと思われるトレーナー、時間を守らない、
連絡をきちんとくれないトレーナーなどはまずお断りしたいものです。あとは気が合う、話が合う、信
頼できるなどのつながりがもてそうかどうかをできれば最初の1、2回のセッションで見極められる
といいですね。せっかく資格や経験のある人に教えてもらっても、楽しくなければトレーニングもつ
まらないものです。もしこのトレーナーは私には合わないと思えば、その旨を正直にトレーナーのボ
スに伝えて変えてもらうといいです。もしトレーナーがインディペンデントコントラクター(個人営業)
なら、正直に理由を話さずとも、理由をつけて契約の継続をしなければいいでしょう。最初にトライ
アルができるかどうか、できなければ最初は最小のパッケージでセッション購入をしておくと、もし
も合わなかったときには大きなトラブルを避けられます。サービスに支払いをしているのはあなた
です。ぜひ納得のいくサービスを受けられるよう「スピークアップ」しましょう。